Aesop'sFables イソップ寓話集より:227:燕と蛇

燕が裁判所に巣をかけ、雛を育てていた。

あるとき親鳥がはなれたところを狙って
蛇がやってきて雛を食ってしまった。

悲しんでいる燕を、仲間が
「まあまあ、つらいだろうけど
子供を亡くしたのは
あなただけではない、ね」と
なぐさめるのをさえぎって
「よりによって裁判所の屋根で
こんな目に合うなんて」
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「イソップ寓話集」中務哲郎訳 
岩波文庫より


安心安全な社会の良心、のはずの裁判所で
こんなめにあってしまった...というお話。

Q:残酷な問題/雛は何羽だったでしょう?


時にこの本の日本語訳には
どう解釈していいのか
わからないものがありますが、
今回も、そう。
原文はもっと???でした。
出典の底本は1952年の英文ですが、
他にも様々な本を参考にまとめられていて
寓話や民話の類いは伝播の形態により
様々なアレンジがなされるし、更に
言語が違うともう、
ややこしくなるのは必須で
話の内容というより資料としての
意味合いが強いのか...

イソップはヨーロッパの祖、
古代ギリシャに期限を持つものだし
現在とは異なるものだとしても
裁判で裁く、というのは
かなり文化的にも洗練していたことを
うかがわれます。
しかしそうした場所でも
安全ではないということを
その当時、既に認識していた
ということでしょうか。

絵ではヨーロッパ建築ふうの
屋根にしました。


A:答え/2羽!蛇のお腹のふくらみをみて..
by natsu_miyazawa | 2015-07-30 14:16 | Comments(0)


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