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Aesop'sFables イソップ寓話集より:146/ねずみに怯えたライオン

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ライオンが寝ていると、ネズミが身体の上を駆け抜けた。

そこでライオンは起き上がり、闖入者を探して
あちこち回ってさがしていると

キツネが
「ライオンのくせにネズミをこわがるなんて」と非難した。

するとライオンは
「ネズミが怖いんじゃない。
眠るライオンの上を走る、
度胸のあるヤツがいたことにおどろいたのだよ」


賢明な者は、たとえ相手がたいしたことなくても
決して、軽く見ない。



...ライオンって狩りをしていないときは
ちょっと薄汚れた「でかい猫」という風情ですよね。
お腹出して熟睡しているのを、動物園でみかけます....

「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-31 15:28 | イソップ物語 | Comments(0)

Aesop'sFables イソップ寓話集より:145/ライオンとイルカ

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ライオンがイルカに同盟を結ぼう、と 
もちかけた。

「そちらは海の王、こっちは陸の王だ。
友となり、味方となるのには最適だろ?」

海豚は喜んで同意したが、
ほどなくライオンが野牛と一戦交えることとなり
さっそくイルカに加勢を求めた。
ところがイルカは海からちっとも上がってこない。
「この、裏切り者!」

するとイルカは
「ぼくじゃなくて、自然に文句を言ってくれよ。
自然がぼくをを海のものとして造り、
陸に上がらせてくれないんだから」

友情を結ぶには
緊急時にそばにいてくれることができる者を、選ぶべきである.....



わあ、今日のお話も
いろんな含みがありますねえ。

「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-30 14:34 | えほん | Comments(0)

Aesop'sFables イソップ寓話集より:144/閉じこめられたライオンと農夫

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ライオンが家畜の囲いに入りこんだ。
農夫は生け捕りにしてやろうと、中庭の戸を閉ざした。
外に出られなくなったライオンは、まずは羊、次は牛...と
殺しまくった。
さすがに農夫は自分の身が心配になり、戸を開けて
ライオンを逃がした。

それをみていた農夫の妻が
「遠くにいても恐ろしいものを、どうして閉じ込めようなどと...」




これが野生のライオンの姿、そのものですよね.....


「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-29 14:28 | イソップ物語 | Comments(0)

Aesop'sFables イソップ寓話集より:143/ライオンと牛

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ライオンがりっぱな牛に目をつけ、羊の生け贄を餌に会食に招いた。
気をゆるして横たわったところを狙う魂胆で...

やってきた牛は
ぐらぐら煮えたぎる鍋はあるものの、
どこにも羊の姿はないので立ち去ろうとすると、ライオンが
「挨拶もなしに帰るとはなにごとだ!」と、いう。

牛は
「だってこの鍋、どうみても羊じゃなくて牛用ではないか...」




いろいろとお話をアレンジしましたが
草食動物の牛を招くのは、お話の動機と絡むのでそのままにしました。
しかし「ライオン主催の会食」というのもなんかヘンでおもしろい。
イソップはこういう、やっつけ的なお話も多いです。

イラストはカラーにしてみました。



「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-27 12:29 | イソップ物語 | Comments(0)

Aesop'sFables イソップ寓話集より:142/ライオンと狐

年をとったライオンが、腕力では餌をとれなくなったので
頭を使わなければならぬ、と考えた。
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そこで洞穴に入って横になり、病人のフリをしながら
見舞いにやって来た動物たちを捕まえては...喰っていた。

たくさんの動物たちが餌食となったが、キツネだけはわかっていた。

「ワシは、病気だ。なぜ中まで入ってこないのだ」と
ライオンが尋ねると、キツネは
「だって、入って行く足跡はあっても、出てくるものはひとつもないですぜ」

賢明な人は、確かな印から危険を察知する。


....うわああああ、こわーーーーい....
さすがキツネ!知恵者だ。

「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-22 11:07 | イソップ物語 | Comments(0)

Aesop'sFables イソップ寓話集より:141/ライオンと蛙

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ライオンがカエルの鳴き声を聞き
さぞ大きな動物だろうと、声の方へ振り向いた。

そのまましばらく待っていると、
池から出て来る姿が見えたので
近づいて行き

「耳だけでうろたえてはいかん!」と言うなり、踏みつぶした。
おしゃべり以外に能のない者に、この話はぴったりだ。


....と、原文にはあるのですが....
鳴き声で勝手にでっかい動物を想像していた百獣の王ライオンは
びびっていた自分自身がちょっと恥ずかしかったから
どっかしら聞いている、森の他の動物たちへ
ミエをはったのでは、と思います。

(ああ、鳴いていたカエルちゃんは
ただお嫁さんを捜していただけなのかもしれないのに、災難....)


「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-21 13:56 | イソップ物語 | Comments(0)

ある日のにゃー展

終了しました!どうもありがとうございましたー

e0026053_13154673.jpgある日のにゃー展
3/8〜13 12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
銀座モダンアート


にゃんこを見たらきゅんきゅん❤せずには
いられない、ねこ好きさん集まれー!
ねこ好きによるねこ好きのための展覧会
ソフトボールにバンドに、大いに
お世話になっている
吉原順一さんのペーパークラフト
「招き猫」として出品してます!
会場でご購入も可能!
ぜひ遊びにいらしてくださいねー016.gif
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こちら、製作中のひとこま。
モデルをお願いしたのは
向かって左側は香川県の
金比羅様で22歳頃に購入。
右側は....やっぱり二十代の頃、
本郷三丁目の古道具屋さんで。

招き猫にはご縁がありまして....
猫ばかり描いている時期がありました。
こちらの本に写真つきでご紹介されています。
伊勢神宮内宮の鳥居前町であるおはらい町や、
広島で展示してもらいました。
懐かしいなあ。



e0026053_15542353.jpge0026053_15543580.jpg来る福招き猫手帖: 荒川千尋/板東寛司: 本

開運-招福縁起物大図鑑
―ラッキーゴッドたち-福を招く神々-荒俣宏

by natsu_miyazawa | 2012-03-13 23:59 | イベント | Comments(0)

Aesop'sFables イソップ寓話集より:140/恋するライオン

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ライオンが農夫の娘に惚れて、求婚した。
娘を獣に嫁にやるわけにはいかず、さりとて恐ろしくて
嫌とも言えずに一計を案じた。

「ライオンはわが娘の夫にふさわしい。
しかし牙を抜きツメを切り捨てぬ限り、嫁にはやれぬ」

惚れた弱みで両方の条件をのんだライオンに
農夫は混紡で叩きのめし、おっ払ってしまった。

....ああ、なんてかわいそう.....
私が作った続きは

「牙もツメもなくなったライオンを、娘はたいそう愛おしく思い
家を出てずっとふたり、人の来ない森の奥で
平和に暮らしましたとさー」

ね?

「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-13 14:36 | イソップ物語 | Comments(0)

3/11によせて「おれは とら」東北復興応援プロジェクト

昨年立ち上げた「おれは とら」東北復興応援プロジェクト
およそ半年でたくさんのご寄付を被災地へ届けることが出来ました。
まだまだ継続中です。
ぜひよろしくお願いいたします!
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by natsu_miyazawa | 2012-03-10 22:13 | Comments(0)

Aesop'sFables イソップ寓話集より:139/カモメとトビ

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カモメが魚を飲み込もうとして、のどが破れ
死んで汀(みぎわ)に落ちていた。
それを見たトビは
「自業自得だ。飛ぶものとして生まれたのに
海で暮らしをたてようなんて」

本業を捨て、少しもにあわないことに飛びこむものは
失敗して当然なのだ。


汀(みぎわ)は、波打ち際のことです。
波打ちぎわという言葉で思い出すのは
中原中也の「月夜の浜辺」という詩ですが
みぎわ、という響きが、死んだカモメにぴったりくる。
でもいまいち、カモメが魚を食べるのはいつものことじゃない?と
この解釈については(いつものごとく)疑問が沸き上がるのでした......

「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-03-05 17:18 | イソップ物語 | Comments(0)


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