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ミヤザーナツのブログ

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2011年 08月 24日

じゅうなんたいそう:絵本編

先日お会いした絵本編集者の方に、日々の暮らし方についてお話が及びました。
日常のどの部分をベースに過ごすかというのはとっても大事なことで
例えば、デザイナー見習いだった頃は街にあふれる印刷物の文字組が
気になって仕方がなかったです。
ある種の視点を自分のなかにつくると、あらふしぎ
世界がそのようにみえてくるのですよねー

私はずっと絵を描いているので、絵を描くことはごく自然な行為ではありますが
同じ絵でも一枚で完結する作品と物語を語るものではまったく違います。
動機はふとした一本の線にもあらわれるので、自分にしかわからないこととしても
いずれその線の集合体がかたちづくるものには、より深く強い
「動機」がクッキリを姿を見せ、見た人にある種の思いをいただかせる。

つまり、なにがいいたいかというと...

日々の暮らし方で作品は生まれる。だからそのスペースを
自分のなかに確保せんといかんよね、ということ。
その編集者さんも映画や本には常に触れているとのこと。
没頭していると、ふとしたアイデアが浮かぶのは
「集中」するツールの選択は、日常のあらゆるものに
ひそんでいるということかあ。なるほどー!
そのツールそのものが、なによりゆたかで楽しいからまたいいなあ。

私はどっちかいうと瞬間的にぱぱっとつかんでかたちにするのが得意ですが
最近ではしつこくしつこく、意味を掘り下げたりする
逆方向の思考もできるようになりました。(よかったよかった)
私の絵本スペースはだいぶ充実してきたかな?
考えてみたら絵をかくことを含め、すきなことはずーっとすきなほうなので...
(さめにくい、しつこいタイプ)
今日もまたイメージの柔軟体操を。

じゅうなんたいそう:絵本編_e0026053_16213649.jpg


471あるイソップ童話を、断続的に絵にしています。
これが私のじゅうなんたいそう066.gif

by natsu_miyazawa | 2011-08-24 16:28 | えほん


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