Aesop'sFables イソップ寓話集より:105/人間の寿命

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ゼウスは人間をつくったとき、その寿命は短いものにした。
けれど彼らは知恵を働かせ、
寒い冬には自分で家をつくり、くらしていた。
あるとき馬が寒さに耐えられず、
人間の家へ宿を貸してほしいと頼み
人間は馬の寿命を
ほんのすこしもらうこととひきかえに貸してやった。
しばらくすると牛が、最後に犬がやってきて
同じように人間は、それぞれの寿命をもらった。

というわけで、人間は
ゼウスが決めた寿命の間は善良なのに
馬の寿命の時は高慢になり
牛の時にはやっかいもの
犬の時には怒りっぽい。

教訓:短期で強情な年寄りに、この話をどうぞ。


....動物のここがどう、についてはさておき
(犬は怒りっぽいとはに思わないしね。例えということですが)な
んだか人のもつ面について、考えさせられますね。
長生きすることについても!




「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2011-12-06 15:16 | イソップ物語 | Comments(0)