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2012年 01月 30日
![]() 腹を空かせたコクマルガラスがイチジクの木にとまって まだ熟れていない実がなるのをずっと待っていた。 いつまでもそうしているのをキツネがみつけ 「夢をみて、なんにも腹の足しにならない希望に身を任せるなんて .....まったく馬鹿げているよ」 でも私の心の中でキツネは、そんなコクマルガラスに 実がなるまでずっとつき合う気がする。 きっと! 「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa
| 2012-01-30 12:11
| イソップ物語
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