2012年 02月 11日
ある男がコクマルガラスをつかまえ、子どもに与えた。 人間と暮らすのに耐えきれなくなったカラスは 一瞬のすきをみて逃げ出して巣に帰った。 ところが紐が小枝にからまり、飛び立つことも出来ず いよいよ死にそうになって言うには 「あああ、情けない。 奴隷の生活を嫌がったばっかりに、命まで失うことになったとは...」 ここでの教訓は さほどでもない危険から逃れようとして、 もっとひどいめに遭うこと、だそうな。 えええ、えええええええええー 紐をつけた人間がいっちばん、悪いんだろうが! なあ、イソップ先生よお。 (#私の中の寿司屋のオヤジがぶち切れてます) 「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa
| 2012-02-11 12:41
| イソップ物語
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