2012年 04月 13日
ライオンが寝ていると、ネズミが身体の上を走った。 起き上がりひと呑みしようとしたところ ネズミは命乞いをして、かならず恩返しをすると言ったので 笑って逃がしてやった。 ![]() ほどなくして、ライオンは猟師にとらえられ 木にロープで縛りつけられた。 ライオンの鳴き声を聞きつけてやってきたネズミが ロープをかじって解き放ち 「あのときあなたは私からの恩返しなんて、と笑ったけれど どうですか。ネズミにも恩返しは出来るのですよう」 なんとなく146の続きのようで、違うお話ですが... 「時世が変われば、どんな有力者も、一見弱い者の助けが必要となる」と。 このお話もいろんなイメージが重ねられそうですね。 「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa
| 2012-04-13 11:00
| イソップ物語
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