Aesop'sFables イソップ寓話集より:152/おいはぎと桑の木

おいはぎが道で人を殺したが、通りすがりの人たちに追われたので
被害者をその場に残し、返り血を浴びたまま逃げた。

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そして出会った人たちに
どうして両手が血で真っ赤なのかときかれると
「桑の木から降りてきたばかりだから」と答えた。

やがて追っ手に捕まり、桑の木にはりつけにされた。
桑の木がおいはぎに
「お前の死刑の手伝いが出来て、晴れ晴れする。
自分の罪を私になすりつけたのだからな」

善良な者も、いわれなき悪人扱いをされると
ためらわず惨い仕打ちに
転じることが出来るのだ....


やっとライオンシリーズが終わったかと思ったら
なんともビビットなお話でした...

「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-04-17 13:48 | イソップ物語 | Comments(0)