2012年 04月 19日
オオカミが畑を歩いていて、大麦を見つけたが 食べられないなと立ち去った。 しばらくするとウマに出会ったので 先ほどの畑に連れて行き、自分が番をしているから 好きなだけゆっくり食べたらとすすめた。 ![]() オオカミは 「なんてったって、大麦を食べる時の きみの歯の音をきくのが嬉しいからさ」 しかしウマは 「フン。食べることより音を楽しむなんて しんじられっかい」 たとえ役に立つことをいっても、 普段の行いがたたって信用されないのだ。 ...このお話、原文そのままだと筋が伝わりにくくて だいぶアレンジしました。 ちょっとかわいそうかな、オオカミ。 そしてなんだかんだ言ってもウマはちゃんと 大麦を食べたと思う(笑) 「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa
| 2012-04-19 13:34
| イソップ物語
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