Aesop'sFables イソップ寓話集より:168/遭難者と海

難破して浜辺に打ちあげられた人が、疲れきって眠っていた。
やがて起き上がり海を見ると
「穏やかな様子で人間をおびき寄せ、むかい入れたその後で
荒れ狂って滅ぼすんだな」と非難した。

すると海は女の姿になり、彼に
「文句は私なく風にいいなさいよ。
私は生まれつき、あなたが見る通りの姿。
風が突然襲いかかり、波立たせ荒れ狂わせるのです」
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やった人より、黒幕をせめよ。....ですって。
もともと乗り物には弱い私ですが
ゆれる船は海に飛び込みたくなるほどキツい.....
そんなことを思い出しました。
(じいいいっと、していることしか出来ないのですが)

「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-06-01 13:31 | イソップ物語 | Comments(0)