Aesop'sFables イソップ寓話集より:169/放蕩息子とツバメ

放蕩息子が親譲りの財産を使い果たし、
残るはマント一枚となったが
季節外れのツバメが現れたのを見ると
はや夏がきて、もうマントもいらないと
これまで持ち出し、売ってしまった。
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しかし、このあとまもなく冬がきて
凍てつく寒さの中、若者がうろついていたが
ツバメが落ちて死んでいるのを見つけ
「ツバメよ。
.......俺もおまえも、おしまいだな」

時期外れのことは、すべて失敗する。

ちょっとずれますが
お金を使い果たすのも、親の支配から逃れるための
独立への一歩、といえなくはないな、と感じました。



「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa | 2012-06-02 12:04 | イソップ物語 | Comments(0)