2012年 06月 02日
放蕩息子が親譲りの財産を使い果たし、 残るはマント一枚となったが 季節外れのツバメが現れたのを見ると はや夏がきて、もうマントもいらないと これまで持ち出し、売ってしまった。 しかし、このあとまもなく冬がきて 凍てつく寒さの中、若者がうろついていたが ツバメが落ちて死んでいるのを見つけ 「ツバメよ。 .......俺もおまえも、おしまいだな」 時期外れのことは、すべて失敗する。 ちょっとずれますが お金を使い果たすのも、親の支配から逃れるための 独立への一歩、といえなくはないな、と感じました。 「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より
by natsu_miyazawa
| 2012-06-02 12:04
| イソップ物語
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