2012年 06月 09日
本は昔から書店やネットで購入する他に、図書館で借りて 気に入ったものを買いなおしています。(結局買うのね) とべバッタもその中の一冊で、 テキストを書き写すほどの大好きな絵本です。 この本から受けた空気感を、常に私も持っていたいので 仕事部屋の一番目につくところに飾っています。 (猫も手がとどかないから、安心!の場所) 本というものそのものが、読むという行為で 受けたイメージや感覚を宿して存在することに、 子供の頃から驚愕しつつ。 ![]() なんというシンプルさ。なんという力強さ。 自分とはかけ離れた感性を好きになることがありますが 田島さんの作品に触れると、確実に同じ性質のものが 自分の中にあることを自覚します。 以前はざぶん、とまんま影響を受けたり、あるいは 意識して遠ざけたりする類いのもの。 しかし、私もいい加減、自分のできること、できないことが うすぼんやりとですがみえてきて そうそう物事は簡単にはいかないことを ある種の安心感とともに感じ 素晴らしい作品には真っ正面から対峙してこー!と じゃんじゃん、あびている毎日です。たのしいよう〜 絵の面白さにぐっとくるのと同時に バッタが「このままで、いいのだろうか」と思うさまは 多くの共感を呼ぶのでは。 私も彼のように、えーいと勇気を出して とびだすぜい!やったるでい!と。 とべバッタ (創作大型えほん)作/田島征三 偕成社 (1988/7/1)
by natsu_miyazawa
| 2012-06-09 14:55
| えほん
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