Aesop'sFables イソップ寓話集より:206:羊飼いと犬

羊飼いがばかでかい犬を飼い
死産した羊や、死にかけの羊を与えていた。
あるとき 
羊たちが小屋へ入ってくると、犬はすりより
愛想を振りまくので、それをみた羊飼いは
「この犬め。おまえの考えていることはお見通しだぞ」といった。
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「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より


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元の本には、羊飼いは
「この犬め、お前が羊の身に起これかしと願っていることが、
お前の上に起こればよいのに」
こびへつらう人にこの話はぴったりだ


とあるのですが、あんまりな日本語なので意訳しました。
このシリーズで感慨深いのは動物の扱い方についてです。
餌に羊をあたえている人間がわるいよね?....が、しかし
動物をかわいがる習慣はゆとりのあるごく最近のことだと
つくづく感じるのでした。
子供のころ飼っていた犬たちは、ふつうにお味噌汁ぶっかけごはんだったしね....
by natsu_miyazawa | 2013-01-15 12:39 | イソップ物語 | Comments(0)