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ミヤザーナツのブログ

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2013年 12月 05日

モグラちゃん

夏からずーっとサルビアが咲き続けています。
もう12月なのに...大丈夫なのかなあ。
整備は進み、あいた場所に育てるのが楽なアナベル
憧れのカシワバアジサイを植えました。
(私は白い花が一番好きです)
ある日上の階にお住まいの方から
「ここにあったヤブカンゾウ、抜いちゃったのね...」と。
一部庭が薮と化していたところに群生していた、球根のアレ?
そうだったんですかあ....知らなかった。
さらに非常に珍しい種類の曼珠沙華的な花(多分リコリス?)の球根も
ある程度は処分してしまったもよう。
言ってくれれば、と思いつつも、
住んでいた方以外に全容を知る人はいないだろうから仕方がないですよねー
「この木はなんの木でしょうねえ?」と伺っても誰も知らない...
花が好きな人は花のこと、木が好きな方は木、と
興味のあるものしか覚えてらっしゃらない。そりゃそうかー
正直、私が今一番この庭について知っているのだと思います。
やっぱり作業している人じゃないとわかんないよね。

でも、昔はヘビが通り道にしていたとか
カエルが産卵に来ていたなどど楽しげなお話を聞くこともできて
また春になったら来てくれないかなと思いつつ....

モグラは、作業中に土を掘り返したら
もわっとした独特な匂い(狸と猫のおしっこをマイルドにしたような?
私は鼻がすっごい利きます)をかぎました。
その臭気の為狩りをした動物たちは食べることが出来ないそうで。
子供の頃、放ってある彼らの死体をよく見たのはそのせいだったのですね。
慣れてくるとすぐにモグラの掘った穴を見つけることが出来ます。
だいだい直径4~5センチ。そのくらいの大きさの
きっとアズマモグラの個体が芝生の下の、
地中30センチ程度のところに生息している模様です。
気温が下がってくると彼らの食べるミミズなどが
気温が安定している地中へもぐるそうで、
それに合わせて同じ程度の深さへ移動するそう。
モグラのトンネルは何年も修復して使うそうで、
下がるときと上がるとき(春と秋)に修復するのですが
そのタイミングでいらない土等を
地上にぐいぐい持ち上げてくるそうです。それが「モグラ塚」。
川田伸一郎さんのモグラ博士のモグラの話という本に掲載されていました。
子供向きとはいえかなりつっこんだ充実した内容の本ですよーおすすめ!
私はここ十年くらいモグラにはまってしまい
多摩動物公園のモグラのいえへも行きました。
今年の春は実家の裏山でとてもめずらしい
ヒミズモグラの死体にも出くわし(ヒミズだと瞬時にわかりました)
さらにこの家に越してこれたというモグラ運の良さを実感しております。
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モグラちゃん_e0026053_15124146.jpg

こういうちっちゃな穴がいたるところにあります。
だいたい彼(彼女?)の生息圏は掴んだので、
じゃましないように共存したいと思います。
彼らがいてくれるせいか、うちの土はふっかふかですよー
食べるのは昆虫類等なので、植物の生育にはむしろいいのでは、と思ってます。

by natsu_miyazawa | 2013-12-05 15:20 |


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