2014年 02月 14日
猿は子供を二匹生んで、一方は可愛がってまめやかに育て もう一方は憎んで放ったらかしにする、と言われている。 しかし神的な巡りあわせによって、まめやかに育てられた方が死に なおざりにされた方が命を全うすることになる。 どのような事前の配慮よりも巡り合わせの方が強い ということをこの話は説き明かしている。 「イソップ寓話集」中務哲郎訳 岩波文庫より :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: いつもは絵本的なアプローチを心がけているので テキストもそのようにじゃっかんアレンジしておりますが 今回はほぼ原文ママです。 私は運命論者ではないのですが これだけの言葉数で 人生の理不尽さをふかく感じさせられるのは 思いあたることがあるから、かもしれませんねー
by natsu_miyazawa
| 2014-02-14 16:36
| イソップ物語
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