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ミヤザーナツのブログ

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2015年 08月 31日

この夏の『絶体絶命!体験』

このところ東京も気温がぐっと下がって
秋の気配が濃厚です。早いですねー


この夏は久々に、いろんな乗り物に乗りました。
シャトルバス、ツアーバス、特急電車、飛行機、タクシー、自家用車....

子供の頃から乗り物酔いに苦しんできましたが、未だに克服出来ません。
民間療法はもちろん、病院で注射を打っていたこともあります。
三半規管が未熟で(耳が普通の人より小さいらしい)学生時代は
根性が足りないとか精神的に弱い(まさか)とか
言われ続けていましたが....。
そんな馬鹿な、ですよね。誰だって気分よく過ごしたいものです。
のりもの酔いは体の機能の問題!と、言いきっちゃいますよ〜



よく乗車中に「ねちゃえばいいよ」と言いますが
決して万能のアドバイスとは言えません。

フジロックの帰りの深夜出発、早朝着のツアーバスで
ついうとうとと眠って起きたら、すっかり酔っぱらっていました...
酔い止めの薬はのどに張りつき胃まで到達していなかったもよう。
(多分起立性貧血、低血圧の状態で起きてしまったのではと)

座った位置も揺れのキツい場所で、ちゃんと乗車する時に
酔いやすいと言えばよかったと後悔。
更に古めの車体にはにおいがあり、乗ってすぐに感じましたが
行きも大丈夫だったのでついそのまま乗車したのです。
酔いレベルは5のうち限りなく4に近く
私の胃腸はいつでもリバース可能、むしろ積極的に
その方向へ誘おうとします....
経験者ならおわかりかと思いますが、リバースしても
むしろ終わりのないリバース祭りに胃がいたずらに大騒ぎするばかりで
ちっとも回復には繋がりません。
(長年の習慣でリバースしても隣の人に気づかれない
サイレントエチケットには自信がありますが)
以前、旅行先で脱水に陥ってしまいそのまま
病院で点滴を受けたことを思い出し、ぞっとしました。
すっかり寝静まった車内、SAでの休憩は二度予定されていましたが
深夜のSAで一人途中下車することは不可能です。
久々の絶体絶命。さてどうしよう。
今思い出してもどきどきします...

まず服をゆるめ(ボタンをはずしベルトをゆるめる)
いつもは塞ぐ冷風をガンガンにあたるようにし
気持ちの悪い胃を持ち上げるようにアゴをぐっと上げ
携帯していたフリスクやクッキーを胃がちゃんと働くように
無理して少しずつ食べました。
そして右手首にある乗り物酔いのツボなどを
跡が残るくらい強く刺激しつつやり過ごし
休憩では必ず車外に出て、ストレッチ。
血液がちゃんとまわるように意識しました。
暗闇に赤く浮かぶ、バスのデジタル時計の表示、
時間がちっとも進まないことに絶望しつつ。


努力の甲斐があって、なんとか早朝の新宿に到着。
心からほっとしました。
朝日のまぶしさ!ああ.....

*ちなみに現地の運転手さんによるシャトルバスでは
酔ったことがありません。乗車時間の長さも関係しているのかもですが
道を知っている人とそうでない人との差なのかも。


この夏の『絶体絶命!体験』_e0026053_12431650.jpg

いろんな対処法がありますが(イラスト参照)
やっぱり日常の体調管理は大切です。寝不足はだめ。

飛行機の気圧の変化で起こる耳の激痛には、耳鼻科で処方された
点鼻薬と、ガムを休まずかんで三半規管に血液を送ることを
アドバイスされ、その通り実行し、うまく対処できました!
(酔い止め薬も飲みました)
不安がある方は旅行前にちゃんと病院へ行っておくといいかもですよ〜

ちなみに私はお酒はまったく飲めず、もともと肝臓の数値もよくないです。
持って生まれた体質って絶対あると思うので
丈夫な人と行動する時には
自分のペースを保つように調整しています。

私みたいな「元気そうに見えるけど実はそうでもない」皆さん、
めげずに一緒に、がんばってこーぜ!035.gif



*帰省時に利用する特急あずさも、「スーパーあずさ」には
滅多に乗りません。到着時間が早い分とばすし、
その割に旧車両で揺れるので
弱い方はスーパーじゃないほうのあずさがおすすめ!

by natsu_miyazawa | 2015-08-31 13:38 | 健康


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