「日本百景」展の作品について

過日はピンポイントギャラリーさんの企画展

「日本百景」展にいらしてくださって、

どうもありがとうございました！

（気にしてくださった皆様も感謝ですー）

同じテーマを100人がどう解釈し製作するのか

参加者である私にとっても、非常に楽しみな展示でした。

作品＝絵葉書として舞台となった

日本の「とある場所」から

観覧者に出したもの、という展示は

作家さんの手書き文字も作品の一部となり

一枚の絵を見るだけでなく、物語を感じられる

豊かなもの。

すっごくおもしろかった！

私も様々なシチュエーションや場所を考えましたが

今回は版画で、絵としてはシンプルに

けれどほんのり

スリルとサスペンス？を盛り込みました（笑）。

展示した作品の他にA.P (AraistProof/作家保存用）3枚も含めこれだけ刷りました。日本百景、日本産の和紙にこだわって制作しましたが刷りは難しかったです〜個人的に刻印されて安定している銅版より柔らかく不確定で潰れやすい紙版の方が難しいと思います。が、私にとっては絵を描くのに近い感覚で作れるので楽しくてやめられません（笑)。

展示作品1/5〜3/5は竹和紙、
4/5,5/5はHA5761(ハーネミューレのナチュラルホワイト）に刷りました。展示したコメント欄にコラージュしたのも和紙の北方セレクトです。和紙は全てアワガミファクトリーさん。(昨年久しぶりに出品したのはアワガミさん主催のコンペです）
展示された版画の佇まいは竹和紙の清潔感のある白が際立ついい出来だったかな、と。
素敵な機会を与えてくださってどうもありがとうございましたー！裏から見るとこんな感じ。しっかりエンボスが。作品はしばらくしたらcreemaさんの版画ショップ「インクのいろ」でも販売しますねー！お楽しみに。