2020年 06月 06日
いつもありがとうございます。 今日はプチコのお話です。 チビ太のきょうだい猫、プチコも2020年で11歳になりました。 様々な準備をしつつ健康に 気をつけていたつもりでしたが 先日、慢性腎臓病と診断されました。 4日間の緊急入院ののち 皮下補液治療2回はいったん終了し 今後は投薬治療と 月一程度の通院になる予定です。 チビ太の記事は多くの方に 読んでいただいており (同業の方にも! 同じ病院だったりしてびっくり。 そして感謝) 私も、今回のことで 腎不全の猫ちゃんの 飼い主さんたちのブログを たくさん読ませていただき 感謝いたします。 不定期にはなると思いますが プチコの経過について 少しでも闘病中の猫ちゃん、 飼い主さんの お役に立てればと思い 記録を公開しようと思います。 私は単なる飼い主にすぎませんので ぜひ専門の獣医さんにご相談の上、 より良い治療を進めてくださいね。 (コメント欄は設けません) ::::::::::::::::
5/18: ごはんを食べず だるそうでずっと寝てばかり いろんな種類のごはんやおやつ (去年から腎臓サポート療法食のみ) を与えてみても復活せず。 5/23: ちょうど年に一度の健康診断と ワクチン接種のタイミングだったので かかりつけの獣医さんに診察。 去年5.2キロだった体重は4.8キロに減り 獣医さんは「気分的なものならいいですがねえ」 5/26: 血液検査の結果を待っていたのですが、 状態が変わらないので 結果を早く出してもらうようにお伝えし その日の夜に電話があり 「すぐにプチコちゃんと一緒にきてください」 血液検査の結果 尿素窒素(BUN):40.4 (平均17.6〜32.8) 昨年は23.9 クレアチニン:3.47(平均0.8〜1.80) 昨年は1.45 「BUNが40を超えているので 1週間程度の入院をお勧めします。それか ご自身で輸液をされますか?」と言われ すぐに入院をお願いしました。 体重はさらに減って4.6になっていました。 心配で落ち着かず、 友人から同じ病気だった猫ちゃんのことを聞いたり ネット検索をしまくりの数日を過ごし 5/29: 入院から3日後、数値が良くなったので 退院可能ですと連絡があり 尿素窒素(BUN):27.7(平均17.6〜32.8) クレアチニン:1.92(平均0.8〜1.80) 5/30: 翌日に無事退院、体重は4.65 その日から投薬治療がスタート。 薬は一日 セミントラ1回(指定量) ラプロス2回(1回1錠) 確実に服用してもらうため ごはんに混ぜたりせずにあげています。 (YouTube動画などで予習して) 6/2 病院にて皮下補液 体重4.65 食欲は今一歩、という感じ...でしたが この日以来モリモリ食べ始め 入院する前よりも元気になり 高いところへ上ったり活動的に。 6/6 本日、病院にて皮下補液と血液検査をして 尿素窒素(BUN):19.6(平均17.6〜32.8) クレアチニン:2.03(平均0.8〜1.80) 補液治療は終わり 投薬治療を続けながら1ヶ月後に検診、 となりました。 :::::::::::::::: そのほか *いま思い当たるのは おしっこの量は増えていたし、 水をよく飲んでいたと思います。 目に小さな脂肪腫?ができたりして 半年前くらいから異変はあったのかも。 血液検査も一年ではなく 半年に一回にすればもっと早くに 治療できたかもしれず、悔やまれます。 *昨年僅かに上がったクレアチニンの値を見て (18年は1.2から19年は1.45) 先生から療養食を勧められ ヒルズのkdのドライをあげていました。 割と食にこだわりのない性格ですが 規定量よりは少なめでした。 ちなみに 人間の食べ物は一切あげておらず おやつもたまーに塩分のない 猫用のカツオぶしをふりかけるくらい。 (ウエットやチュールも苦手で吐きます) 今は完全療法食のみ、 kdとロイヤルカナンの腎臓サポートと 水分補給のためkdウエットを白湯でのばして おやつ感覚で与えています。(好評) 先生曰く「ロイヤルカナンの方が 嗜好性が強く人気みたい」 *BUNが高いと気持ちが悪くて 食欲があっても食べられないみたいです。 食べたそうにしてたもんなあ... 吐いたりはせず、 口元をくちゃくちゃとはしますが 口内炎などは認められず 歯もしっかりしています。 *ステージでいうと4のうち3くらいでしょうか。 こちらのサイトにわかりやすい説明がありました。 *投薬について: セミントラ は液状の薬でシリンジで与えます。 猫的には美味しい味らしいです。 味がわかると「おお!」って感じでぺろぺろ。 ちょっとベタベタします。 2014年に認可された薬です。 ラプロスは小さな錠剤で 口を開けて突っ込む!のが最初不安でしたが コツを掴むと割と大丈夫。 ちゃんとごっくんしてもらったら シリンジでお水も飲んでもらいます。 こちらは新薬で2017年に認可されました。 さらにノーベル賞級と言われている新薬 AIM製剤の研究が進んでおり、 今後治療に活かせる日も そう遠くないかもしれません。 *チビ太がめずらしい病気で およそ3週間の闘病で あっという間だったことや 友人の話、さらに身内の医療従事者 (人間のですが)に数値を伝えていて 楽観はできず、覚悟をし 先生に余命についてシビアな質問をしました。 すると いやいや、うまく病気と付き合ってあげたら 全然大丈夫ですよと言われ(心の中で泣きました) 知ってる方の猫ちゃんは同じ病気で 21歳で天寿を全うした、とか 待合室で会った方の猫ちゃんも 病気になってから十年くらい普通に、とか いいニュースも。 聞くたびに(心の中で泣きました) でも、治る病気ではないこと、 治療は一生続けなければならないことは 理解してます。 *お金のこと: 重要ですよね。 シニアでも入れるペット保険に 2年前の9歳の時から入っており ちょうど内容の見直しをし 再契約の更新をしたばかりでした。 腎不全はあまりにも多い病気で 高齢の猫ちゃんのほとんどが罹るため 保険適応外になることも多いよ、 と友人に聞き 確認したら入った年齢がセーフだったため、 私が加入したプランだと 「3年間で80%保証、50万円まで適応」でした。 これで安心して治療も進められます。 どうかご検討中の方、 今はいろんな保険があるので 年齢的に大丈夫だったら是非お勧めします。 何より、日々プチコが楽しく のんびりと暮らしてくれさえすれば 私は十分幸せなんだと実感させてもらいました。 仕事も頑張りがいがあるよー! もう少し、お世話させてくださいな。 どうぞよろしく! #猫 慢性腎臓病 #猫 腎不全 #高齢猫 腎臓病治療 #猫 投薬治療中
by natsu_miyazawa
| 2020-06-06 15:36
| 猫
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