こちらは色校正で送っていただいたものを待ちきれずマイ舞台に入れたところ。「おお!紙芝居だー!」とテンションが上がりました。
印刷物はたくさんの工程を経て完成しますが色校正刷りはゲラとも呼びますね。色のバランスなど、様々なことを確認します。私はわずかな期間でしたがデザイナーだったこともあり(週刊誌や電車の中刷り、パンプレットや求人情報誌などをやっていました)その時の知識が役に立ちありがたいなあと思っています。
こちら、製品版と大きくちがっているのはタイトルの色。下の画像をご覧ください。カラフルなタイトルは素敵ですがカバーの色と合わせてより見やすい手前のものになりました。
さらに!
沖縄の自然豊かなお話ならではの海をたくさん描いたのですが画面をぬいた時に違和感の出ないよう水平線を合わせていただきました。こういう調整も校正でしていただけます。
無意識に人は空間や色、形など、かなりの視覚情報を認識しているのでは...またそれが小さな子供の頃だったりするとより鮮明に、強く記憶に残るのではと私自身の経験でも感じます。
そんな細かな部分を調整する楽しさはやがて全体のイメージにも大きく関わるのでは、と。
私は絵本や紙芝居では絵のほう担当でまだお話をちゃんと発表できていません。(プレゼンはずっと続けています)そのことが長くこのお仕事の引け目になっていたのですが
最近では「いや、違うぞ」と強く思うようになりました。
視覚情報はそのお話の世界のイメージを大きく決定付けよりお話に広がりを持たせる役割をちゃんと果たしているのではないかと。
難しいことはさておき!
とにかくクスッと笑える楽しいお話ですよー
たくさんの方に届きますようにー!!
しばらくしたら
嬉しいお話をご紹介いたしまーす!
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