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ミヤザーナツのブログ

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2020年 07月 20日

紙しばい「キジムナーにあったサンラー」制作過程のご紹介

紙しばい「キジムナーにあったサンラー」制作過程のご紹介_e0026053_15505576.jpg
こちらは色校正で送っていただいたものを
待ちきれずマイ舞台に入れたところ。
「おお!紙芝居だー!」と
テンションが上がりました。

印刷物はたくさんの工程を経て
完成しますが
色校正刷りはゲラとも呼びますね。
色のバランスなど、
様々なことを確認します。
私はわずかな期間でしたが
デザイナーだったこともあり
(週刊誌や電車の中刷り、パンプレットや
求人情報誌などをやっていました)
その時の知識が役に立ち
ありがたいなあと思っています。

こちら、
製品版と大きくちがっているのは
タイトルの色。
下の画像をご覧ください。
カラフルなタイトルは素敵ですが
カバーの色と合わせて
より見やすい手前のものになりました。
紙しばい「キジムナーにあったサンラー」制作過程のご紹介_e0026053_15534721.jpg
さらに!

沖縄の自然豊かなお話ならではの
海をたくさん描いたのですが
画面をぬいた時に違和感の出ないよう
水平線を合わせていただきました。
こういう調整も校正でしていただけます。
紙しばい「キジムナーにあったサンラー」制作過程のご紹介_e0026053_15593608.jpg
無意識に人は
空間や色、形など、かなりの視覚情報を
認識しているのでは...
またそれが小さな子供の頃だったりすると
より鮮明に、強く記憶に残るのではと
私自身の経験でも感じます。

そんな細かな部分を調整する楽しさは
やがて全体のイメージにも
大きく関わるのでは、と。


私は絵本や紙芝居では絵のほう担当で
まだお話をちゃんと発表できていません。
(プレゼンはずっと続けています)
そのことが長くこのお仕事の
引け目になっていたのですが

最近では
「いや、違うぞ」と強く思うようになりました。

視覚情報はそのお話の世界の
イメージを大きく決定付け
よりお話に広がりを持たせる役割を
ちゃんと果たしているのではないかと。




難しいことはさておき!

とにかくクスッと笑える楽しいお話ですよー

たくさんの方に届きますようにー!!


さえぐさひろこ 脚本/宮澤ナツ 絵(童心社)


しばらくしたら
嬉しいお話をご紹介いたしまーす!110.png


#2020年定期刊行紙しばい #キジムナーにあったサンラー
#さえぐさひろこ #宮澤ナツ#紙芝居 
#かみしばい #童心社



by natsu_miyazawa | 2020-07-20 16:20 | 紙しばい


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