既によかった感でいっぱい

久しぶりのギャラリーでの個展は初めてなことがいくつかあり準備もいつもと違っていてまだ始まっていませんが既にとても良い経験になっています。
今回の展示作品は『自分勝手に好き』に
描いたものではなく明確な目的がある作品です。紙芝居も、４年目のにゃレンダーも、DMのイラストも、です。作品は既にあるので描く時間は取る必要がありません。
その代わり展示にまつわる様々な工程の見直しや手順の変更、リスト化を進めています。
部屋はグチャグチャになって片付く、を繰り返しています。（プチコは楽しそう）
そんなことを繰り返しながら
私にとって「個展」は好きに描く楽しい機会、と捉えていて『自分が楽しむこと』を最優先してきたのだとしみじみと感じていて
過去は変えられないし後悔はありませんが来てくださった方は見ずらかったよなあ....。「イラストレーション」ではなかったなあ....
美術家とか絵描きとか、絵画的、工芸的と言われていた意味が
ようやくわかった気がします。アプローチがそうだった。完全に。
そして仕事で描いたストレスを同じ描くことで発散してきたことは否めません。だから毎年、多い時は４回も（！）
いや〜、ちょっと、恥ずかしい...

もう一つ。私は同業の方に会うの、ずっと怖かったのです。だって、みんなライバル！うう、恐ろしい戦いに弱い私は実際いろんな目に合いました。
しかしこれも最近わかったことなのですが『ライバルでもあり友達でもあり自分の大事な分身でもあること』が豊かな才能と人間性に溢れる人たちとの出会いで体感できました。
...結局は自分のあり方次第捉え方次第だったんですね。周りは全て自分の「鏡」ってよく言いますものね。

まだまだこの作業は続きそうです。ああ、やるって決めて本当に良かった。

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