2007年 12月 05日
冬の日は短い。薄暗い住宅街をヨラテンゴ聴きながらさまよう。歳とった三毛の飼い猫が鈴をならしながら横切った。 さんざん迷ったけどなんとかポポタムにつく。はじめてだったけどすてきなお店&画廊で、なぜか昔通っていた銭湯を思い出した。 以前お仕事で中央アジアの民話の挿絵を描いたとき、いろんな方のロシア系のお話を読んだのだけど丸木俊さんの挿絵作品は素晴らしく、墨など伝統的な和の技法でヨーロッパや別の国の雰囲気を存分に発揮。いっぺんで好きになった。丸木さんご夫妻は原爆の絵のイメージが強かったのだけど「生と死」は同じくらいアピールするもので死をあれだけ表現してもスキマから生がにじみ出ていたんだと改めて納得した。またごく軽く描いているお仕事のカットなどもそのセンスは今でもかっこよく存続が危ぶまれているという噂もきいている美術館にはぜひ近いうちに行ってみたい。 フジ子ヘミングさんの絵も猫がたくさんで雑貨っぽいかわいさにあふれていて好きなのだが、共通するものを感じる。 現実には厳しいところにいても、心はのんきで楽しい絵。 そういうの、とってもいいな。
by natsu_miyazawa
| 2007-12-05 13:53
| 絵
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