コレラの時代の愛

久しぶりにマルケスの本を読んだ。いやー、よかった。すごい！さすがー
何年か前、ラテンアメリカ文学ブームのときにその圧倒的なカロリーとイメージの重なりにクラクラしつつも魅了され、いまだに「百年の孤独」は私にとって（なんとヨセフィンにとっても！）ベストの一冊です。短編もルポものも、画像が見えるの。あとミルフィーユみたいな時間の重なり。私が偏愛しているのは歴史小説とは違った時間の重なりを感じられる作品です。なんというか、変な感覚かもしれないけれど日本にいる私と外国にいる人と、違うところでも同じように存在しているでしょ？そんなふうにたとえ過ぎた時代の人やものも、今現在もかわらず存在している感覚といったらいいのか。
とにかくすごく素敵な世界観なのでよろしかったら。このシリーズ、読波しそう....読んでいないのは「わが悲しき娼婦たちの思い出」のみかな。装丁もいい！けれど持ち歩くのにはちょっと重いかなーうちにあるのは前のデザインなので揃えたくなります。　
これは私の“マコンド”村、ラパウラの神話。いつか読んでいただけるようにがんばりまーす